こんにちは 元小学校教師のペリカンです
授業準備お疲れ様です
授業の資料やネタを単元ごとにまとめて先生方の調べる時間を短縮するお手伝い記事です
授業で困るポイントや解決策、使える資料や発展させた活動など見やすく、使いやすく紹介します
ぜひご活用ください
目標
人や他の動物について,骨や筋肉のつくりと働きに着目して,それらを関係付けて調べる活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 人の体には骨と筋肉があること。
(イ) 人が体を動かすことができるのは,骨,筋肉の働きによること。イ 人や他の動物について追究する中で,既習の内容や生活経験を基 に,人や他の動物の骨や筋肉のつくりと働きについて,根拠のある予想や仮説を発想し,表現すること。
小学校学習指導要領解説 理科編
単元のつながり
難点
- 実物が見えない・見れない
- 自分の筋肉の動き
- 動物の骨格・筋肉
動画教材を観ることはできても、実物を見て、納得することが難しい単元ですよね
人以外の動物については、博物館から骨格標本や剥製借りて、出前授業をしてもらいました
専門的な知識を交えながら、体験して学習することができてとてもよかったです
主な活動
本単元は、導入時に体の中のイメージを絵に描いてみると、実際のつくりや動きとの矛盾に気づくきっかけになります
そして、実際に自分の体を触ったり、動かしたりして学ぶことが重要です
ただ骨は細かい部分がわかりにくいため、骨格模型を教室に置き、休み時間も見られるようにしていました
導入
もぐりん先生の実践「関節ホルダー」を装着して登場する導入はどうでしょうか
また、関節を固定すると普段の動きができなくなる体験を子ども達にさせます
体のつくりに興味を持たせる良いきっかけになること間違いなしです!
観察
横田直人先生の実践① ②は、自分の体を触って調べた後に骨格模型で確かめます
活動班ごとに1体の模型が必要になります
活動中の子ども達のつぶやきや授業の展開が具体的で参考になりました
その他 おすすめ授業例
ふしぎエンドレス 理科4年「人のうでの中は?」やるキット NHK for school
いくつもの曲がる物を観察し、これらの原理をもとに関節の仕組みを予想させます
4年生に身につける「根拠のある予想を立てる力」を伸ばすためにぴったり!
ワークシートや資料も一式揃っていて挑戦しやすくなっています
おすすめサイト
おすすめ動画
機能解剖学:肘と前腕の動き Ryosuke ito
アプリEssential Anatomy 5を使って、体が動くしくみを説明しています
ヒトの筋肉や骨のつながり方や動きがとても見やすいです
子ども向けの動画ではありませんが、ポイント使いができると思います
発展
まとめ
体の不思議なしくみを知る第一歩となる単元です
実物を見て学ぶことが難しいですが、ネット上にある資料をうまく活用してイメージしやすく指導ができるといいですね
すばらしい指導方法を参考にみなさんの学校で取り組みやすい授業を検討してみてください